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大学受験対策法ブログ

東大志望者に向けた大学受験対策法を掲載。東大卒が効率的な勉強法やおすすめの参考書等を紹介。志望大学選びなら東大で決まり。

大学受験対策法ブログの経緯

自己紹介

東大卒、もうすぐアラサーの社会人です。
学生時代には難関大志望向けの教育会社にて、
全国延べ5000人の中高生などに学習アドバイスをしてきました。

東大卒業後は第一志望の会社にも入社し充実した日々を過ごしています。
今振り返るとこの希望を叶えることができたのは、
「東大」のおかげであると思っています。

私は全国的に無名の地方の高校から東大に合格しました。
合格できた大きな理由は、
質の高い東大対策法の情報がネットや本で収集できたからです。

しかし、最近は情報過多で質のよい情報源がさっぱり見当たらないように感じました。

総花的に当たり障りの無いことを書いていたり、
相変わらず売れてるだけの残念な問題集を紹介していたりするものばかりで、
探せばあるはずの良質な情報源が埋もれてしまっている状況です。

そこで、ある種の「恩返し」として、このブログを始めます。
コンセプトは戦略的に効率的に東大合格です。

【レビュー】『大合格 参考書じゃなくオレに聞け!』(中田敦彦)

『大合格 参考書じゃなくオレに聞け!』(中田敦彦

アメトークの勉強大好き芸人だったか、たまたま番組を見ていたら、
オリエンタルラジオのあっちゃんが勉強法について熱く面白く語っていました。
とても楽しかったので、番組の最後に紹介していた本をレビューします。

大合格 参考書じゃなくオレに聞け!

大合格 参考書じゃなくオレに聞け!

『大合格』の感想

感想から先にいうと、次の3つです。
全体的に素晴らしい本だと思います。

  • 大学受験生を応援する素晴らしい!
  • 具体的な勉強法は残念(根性論寄りである)
  • でも、精神論の内容は素晴らしい!

『大合格』で東大合格

東大志望者が『大合格』を読むなら、すべてを鵜呑みにしない方がよいでしょう。
この本のメインターゲットは東大志望者ではないので、読むときは注意しよう。
モチベーションを高めたいときに気晴らしに読むとちょうどよいかもしれません。

大学受験対策法ブログとしての『大合格』レビュー

以下、具体的にレビューしていきます。

第1章〜進路選び・将来について〜

高2で偏差値35なのですが、早稲田の政経に現役合格できますか?

高2の偏差値で志望大学を決めつける必要はありませんから、
問の立て方が不適切で「自分はどの大学、どの学部に行きたいか」で考えたらよいと思います。
その上で、今からどう勉強していくか計画し、実行=勉強していくだけです。

そうはいっても、行きたい大学・学部が見つけられないまま受験生になることも十分に考えられるので、
そのときは、まずは東大理系or東大文系or医学部で考えればよいと思います。
東大は進振りがあるので、学部は2年生までモラトリアムがあると言われています*1

本には、志望大学を宣言しろと書いてありますが、これも大事なことです。
弱気なときに自分を助けてくれます。

行きたい大学と行きたい学部、どっちを選ぶべきですか?

これまた前提がよくわからない質問です。
本では大学は資格だから、学部より大学名が大事だと言っています。
他の質問では好きな方を選べ!と言ってる割にここだけ大学名と乱暴に断言しているのは残念です。

答えとしては、前提がピンときませんが、難しい方を選べというのがセオリーだと思います。

ただ、例えば東大か医学部かという問いなら、理三がベストな解ですが、
そこまでの実力はなさそうだが理一・旧帝医学部なら受かりそうくらいですといわれると、
どちらが難しいとは言えないので、個別具体的な条件を考えて検討するものだと思います。

志望校のランクを下げるか、浪人か。

国公立大学に行かなければならず、併願私立や浪人できない事情があるなら、
A判定の確実な国公立大学を受けざるを得ないです。
そうでないなら浪人リスクを負って1浪まではチャレンジすべきです。

第2章〜受験勉強について〜

これまでほとんど勉強したことがなく、何からはじめていいのかわかりません

一番簡単なことは塾に行って言われたとおりにやることです。
ただ、予備校に行ったら東大理一を目指せといわれて言われたとおりの講座を取ったら受かった/落ちた
という受身的な姿勢で自分の人生を決めてよいのか自分に問うてください。

世の中には勉強法ブログや本がありますから読んで良さそうなものを実行していくとよいと思っています。
例えば、手前味噌ですみませんが、本ブログで書いてあることを確実にやっていくことです

音楽を聴きながらの勉強はよいのでしょうか?

ながら勉強はやめましょう
音楽を聴きたいなら勉強を止めましょう

暗記が大の苦手です。究極の暗記法があれば教えてください。

暗記は、理解して反復する、です。
理解してないなら理解して、理解しているなら反復してください。

夏休みはどんな勉強をすればいいですか?

勉強時間が確保できるので、
高1・2なら古文漢文をやるのがいいですね。長期休暇以外は英語数学だけに専念です。
高3ならとにかく理科地歴です。英語数学はほぼ合格レベルで理科地歴は高2冬〜高3から勉強開始するのが前提です。

早起きして勉強したいけど、いつも起きられません。

起きなくていいです。夜型人間なら夜遅くに勉強すればよいです。私も無理でした。

早起きをすると、必ず夕方に眠くなってしまいます。

早起きしなくていいです。決まった時間に起きましょう。
眠いときは30分寝るとか少し仮眠を取るのがおすすめです。あと、ベッドに近寄らないことです。

国語、英語、社会はどのくらい勉強すればいいでしょうか?

高1・2は英数、長期休暇に古典、高2冬頃から理科地歴、高3東大模試終了後からセンター対策。
分量が多い英数は高1・2、暗記要素が強い理科地歴は高3からがセオリーです。

塾に行っていないので不安になってしまいます。

大学受験は自主性が求められるので、塾が不安をすべて解決してくれません。
よく言われるのは予備校の合格者数が多いと感じられるかもしれませんが、
合格者ほど講義を受けている人は僅かで自習室利用のために仕方なく講義をとっている人が少なくありません。

良い先生情報を集める必要がありますし、
良くない先生にあたって時間とお金を無駄にしてしまうことも不安です。
ブログや本の情報とセルフマネジメントできれば東大合格できるので、予備校に依存する必要はありません。

第3章〜メンタル・対人スキル〜

やる気が出ないときに気持ちを前向きにするコツはありますか?
現在、勉強のスランプにはまって抜け出せません。

やる気が出なければ無理して勉強しなくていいです。たまには休みましょう。
ある程度勉強している癖がついていれば、自然と勉強しなくてはいけない気がしてきます。
あるいは、模試やオープンキャンパスを受けて自分に刺激を与えるのもよいです。

あがり症です。平常心でいられる方法があれば教えてください。
試験会場での気の持ち方についてアドバイスをください。

場数です。なので、模試を受ける。東大の前に併願を受ける。
それでも緊張はすると思います。しょうがないです。
みんなも強がっていても緊張しているので、あー緊張してるなと開き直りましょう。

第4章〜恋愛・友情・部活について〜

全般的に

恋愛したければすればいいし、部活をやりたければやればいいです。
ただ、時間と体力は有限なので、大学合格率を取るか、恋愛をとるか、部活をとるか。
何でもかんでも東大!東大!の人生がよいか、恋愛や部活を頑張るか、バランスが大事だと思います。

学校の校則が厳しく、規定以外だと先生が没収。いくらなんでもやりすぎじゃないでしょうか。

ルールはルールだから守れという保守的な人は世の中にたくさんいます。
そういう人は理屈でルールはおかしいと言っても無駄です。
ストレスになったら自分が損です。できる限り関わらないようにしましょう。

授業も役に立たなければ内職しましょう。
誰かの板書き時間を眺めている時間、完答できる余裕な問題の解説を聞く時間があったら、
英単語帳を読んだり、青チャートを進めたほうがよいです。

注意されても何回も内職したら諦めると思います。
参考書を没収されることまではあまりないと思いますが、
もし没収されるようなら参考書をコピーしてコピーで内職しましょう。

さいごに

よくありがちな大学受験生の悩みがまとめられています。
内容は面白いので、勉強の息抜きで読んでよいと思います。

大合格 参考書じゃなくオレに聞け!

大合格 参考書じゃなくオレに聞け!

*1:実際は1年生から必修科目が科類で異なるので注意

【勉強法】模擬試験(模試)の活用法

模擬試験(模試)の目的

模擬試験(模試)の目的は次のような点があります。

  • 現状の学力の把握
  • 今後の学習計画の再考
  • モチベーションの向上

ただ漫然と日々勉強していても正直マンネリしてしまいますし、
本当にこのままで第一志望(東大)に受かるのだろうか不安になると思います。
その打開策として、定期的に適切な模試を受験されることを推奨します。

東大模試やセンター模試は本番と同じ日程で実施してくれるので、
リハーサルという意味もあります。

おすすめの模試

東大志望者向けのおすすめの模試です。
もちろん、医学部、京大、旧帝大向けの人にもおすすめします。

高1・高2

駿台模試(記述式)を受験しましょう。
年に3回あります。予定最優先で漏れなく受験しましょう。
高2の最後は東大レベル模試という名前です。

www2.sundai.ac.jp

河合塾や東進や進研の模試は、問題のレベルが低く母集団に優秀層が含まれていないので、
受験する必要はありません。

駿台模試では偏差値70以上を目指しましょう。
高1・2の間は国語(特に現代文)は気にしなくてよいので、英数だけ気にすればよいです。

集中的に勉強すれば簡単に偏差値は上がるので、
一回悪い偏差値を取ったからといって東大を諦めるのは早計です。
諦めずに勉強を続けてください。

高3

駿台河合塾の東大模試とセンター模試を受験しましょう。
その他の記述式・マーク式模試は受験しなくてよいです。

駿台の東大実戦と河合塾の東大オープン(東大即応オープン、東大OP)がそれぞれ夏と秋に開催されます。
代ゼミの東大プレは申し込みだけしてその場で受験せず後日冊子をもらって、入試直前期に取り組むとよいと思います。
今はどうかわかりませんが、代ゼミの解答用紙が東大本番に一番近いです。

このとき、東大志望者は京大模試等の他大の模試は受験不要です。
京大模試等の方が母集団のレベルの関係上判定がよくなる可能性があり、
入試直前期に判定が良い大学を受けようという内外からの意見が出てきてしまう恐れがあります。

高3模試から浪人生とバトルが生じるので、判定は低くでることが普通で、
現役生は英数古典でしっかり点数が取れているかを最重要課題と捉えてください。

もちろんA判定を取れたら万歳ですが、だからといって油断しないでください。
また、全部E判定でもしっかり対策を取れれば間に合うので諦めないでください。

センター模試は12月に河合塾駿台を受けましょう。代ゼミ等は受験不要です。

模試受験後

模試を受験したら判定に一喜一憂せず、どこで点数がとれて落としているか把握しましょう。
もちろん1回の模試ですべてを考えてはいけませんが、必ず分析しましょう。

例えば、高2駿台模試の偏差値が数学75、英語60なら、普段の勉強時間配分は英語重視にすべきです。
他にも、和文英訳が悪かったとしても東大で出題されないから問題なしとか、
数学のケアレスミスが多いから、普段の勉強時も必ず計算は省略せずに取り組もうとか、
学べることをたくさん学びましょう。

地方の高校生向け

時間やお金がかかっても駿台模試や東大模試は受験しましょう。
あと夏の東大模試は東京で受験してみるとか、東大見学も兼ねて行ってみるとかも良い経験になると思います。